宍粟で相続にお悩みの方へ

文責:弁護士 三浦 栄一郎

最終更新日:2023年07月11日

1 宍粟の方の相続に関するご相談

 宍粟にお住まいの方の中にも、相続に関する様々なお悩みをお持ちの方がいらっしゃるかと思います。

 相続に関する手続きの中には期限が定められているものもあるため、早い段階から弁護士や税理士といった専門家に相談することが大切です。

 また、相続について専門家に依頼することで、ご自身の負担を軽減しつつ、よりスムーズかつ適切に手続きを進められることが期待できます。

 宍粟にお住まいの方からの相続に関するご相談を承りますので、お気軽にお問い合わせください。

2 相続について専門家にご相談・ご依頼するメリット

⑴ 今後の見通しを立てることができる

 相続は何度も経験するライフイベントではなく、またどのように対応すればよいのかはその時の状況によって異なるため、いざ相続に直面すると「どうすればいいのか分からない」と困惑される方は多いかと思います。

 相続について、弁護士や税理士といった専門家に相談することで、今後どのような対応が必要になるのか、どのように手続きを進めていけばよいのかについて、見通しを立てることができます。

⑵ 適切に手続きを進めることができる

 相続の手続きにおいては、普段はあまり馴染みの無い法律や税金に関する知識が求められる場面があります。

 また、裁判所や税務署での手続きは、慣れていないとスムーズに行うことが難しいものかと思います。

 さらに相続の手続きの中には期限が定められているものがあり、期限に間に合わなかった場合には思わぬ不利益をこうむるおそれもあります。

 相続の手続きについて、専門家に依頼することで、適切かつ期限に間に合うように手続きを進めることができます。

⑶ ご自身の負担を軽減できる

 ご家族が亡くなって精神的なショックがある中、普段の生活を送りつつ、並行して相続の手続きを進めていくことは、大きな負担になるかもしれません。

相続の手続きを専門家に依頼することで、依頼者の方のご負担を軽減することができます。

3 相続についてご相談・ご依頼いただける内容

⑴ 遺言の作成

 遺言の利点の一つとして、相続人同士の紛争を防ぐことが挙げられます。

 ただし遺言に不備があった場合、相続人同士の争いを防ぐために作ったはずの遺言が、却って争いの原因となりかねません。

 遺言を作成するときには、弁護士にご相談いただき、適切な内容で作成いただくことをおすすめします。

⑵ 相続開始後

 遺言が無い場合には、相続人同士で話合って遺産の分け方を決め、遺産分割協議書を作成する必要があります。

 遺産分割協議書の内容に不備があると、その後の相続手続きに影響が出るおそれがあるため、ここでも弁護士にご相談いただくことをおすすめします。

遺産分割において、相続人同士の争いとなりそうな場合にも、お早めに弁護士にご相談ください。

弁護士が関与することで、争いを円滑に解決することができるケースもあります。

他にも、調停や審判や訴訟、相続放棄の申述といった裁判所で行う手続きについても、弁護士にご相談いただくことで適切に進めることができるかと思います。

⑶ 相続税の申告

 相続した財産の価額が一定以上であった場合、相続税の申告・納付が必要となります。

 相続財産がいくら以上になったら申告が必要となるかどうかは、個々のケースによって異なりますので、ご自身のケースにおいてはどうなのかについては税理士に相談されることをおすすめします。

 また、相続税の申告には期限がありますが、この期限の中で相続財産の調査と評価を行い、申告書を作成して税務署に提出し、税金の納付を済ませなければなりません。

期限に間に合わなかった場合や申告額が少なかった場合には加算税というペナルティを課されることがあります。

他方で申告額が過大で余分な税金を払ってしまっていた場合でも、税務署がそのことを教えてくれることはありません。

相続税の申告は適切に行う必要があるため、税理士にご相談・ご依頼ください。

受付・営業時間

 
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定休日:土日祝
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所在地

〒671-2528
兵庫県宍粟市
山崎町野々上413

0790-62-6999

お問合せ・アクセス・地図

宍粟で相続の相談をお考えの方へ

ご自身の相続のことを考えた時、残されるご家族のために、相続のせいで揉めてほしくない、手続きが負担にならないよう円滑に進むようにしておきたい、相続税の税額を抑えたいなどのご希望をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
ご自身が存命のうちから相続の対策を進めておくことで、ご遺族の方同士のトラブルを防いだり、相続の時の負担を低減したりすることができます。
例えば遺言を作成することで、生前から財産の分け方を決めておくことや、財産の名義変更などをスムーズに進めることができる場合かあります。
また、生命保険に加入しておいたり、不動産の分け方を工夫したりすることで、相続税の税額を抑えることができる場合もあります。
弁護士や税理士に相談すれば、生前対策についてのアドバイスを受けることができます。
また、ご家族が亡くなるなどして相続が発生すると、ご遺族の方は様々な事態に対応しなければならなくなります。
遺産に預貯金や不動産、有価証券や自動車などが含まれる場合には、それらの所有者の名義を、亡くなった方から財産を受け継ぐ方へと変更しなければなりません。
また、財産の分け方について相続人同士で意見が一致しない場合、まず話合いをしなければなりません。
話合いで合意に至らない場合には家庭裁判所での調停へ、調停でも解決しない場合には審判へと進むことになります。
特定の相続人が遺産の大半を相続するような場合には、遺留分が問題となるケースもあります。
亡くなった方が多額の借金を抱えており、とても返済できないので遺産を相続したくない場合などには、相続放棄を検討すべきです。
遺産が高額で相続税の申告・納付が必要になりそうだが、できるだけ納付額を抑えたいとお考えの方もいらっしゃるかと思います。
こういった場合、法律上の争いや裁判所での手続きに関しては弁護士へ、税金の問題に関しては税理士に相談することをおすすめします。
また、中には法律の問題と税金の問題が関連するケースもありますので、弁護士と税理士が連携している事務所に相談するとよいでしょう。

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